口臭の原因になってしまう
後鼻漏では、長期にわたって鼻水が気管の奥に溜まることになります。当然、鼻水ですので、時間が経つにつれて細菌が増えてゆき、悪臭を放つようになります。そうなると、当然呼気にもニオイが含まれ、口臭の原因になってしまうのだそうです。
胃が悪い、虫歯がある、歯石や歯垢が溜まっている、舌苔(ぜったい)が付着している、歯周病など歯肉に問題がある、という以外に口臭の原因が見当たらない時は、後鼻漏が原因かもしれません。
後鼻漏が起きてしまった場合は、痰を切る時と同じように、わざと咳を出して除去するか、もしくは耳鼻科で吸引してもらうかのどちらかしかありません。ただ、鼻水は粘り気があるため、自力で出すのはなかなか困難なことです。咳やくしゃみとともに、排出されることはまれにあるのですが、よほどうまく出さないと、気管に絡んでなかなか出てくれません。
鼻水は、細菌性のものと、そうでないものの2種類があります。無色透明の水鼻の場合は、細菌が含まれていません。このタイプの鼻水は、寒い時や花粉症のとき、または風邪のひき始めや治りかけのときに出ることが多いです。そして、比較的さらっとしています。
が、細菌性の鼻水の場合は、色が緑がかっていたり、黄色っぽかったりします。この場合は、透明の鼻水よりも、悪臭を放ちます。
ただ、気管に入ってしまっても、出しやすいのは細菌性の鼻水の方です。
気管支炎になりやすい、気管の奥からヒューヒューという音が漏れる、息が吸い辛いという不快症状をお持ちの方は、後鼻漏である可能性が高いです。耳鼻科の先生に相談してみましょう。